大島が新潟に決まったらしいけど、新潟のFWといえば矢野キショーとアレッサンドロがいるので必ずしも出れるわけではないから山形にしとけばよかったのにと思う今日この頃、
明日はサポーターカンファレンスがありますが、さすがに名古屋から行くことができません(準決勝も無理)。本当は石井さんとしなりさんのコーキチ論は聞きたかったのですが、残念です。
カンファレンスに先立ち、僕なりのコーキチ論を考えてみました。
コーキチの今季の戦い方を振り返ると「どんなサッカーを目指しているかよく分からない」「なんとなく勝った」というのが印象です。試合を見れば中澤を中心とした「堅守」と狩野がプレースキッカーに落ち着いてから威力を発揮した「セットプレー」で勝ち抜いてきたのは事実です。しかしその2つで勝った試合後のインタビューでコーキチは「CKの練習はしていない」「守備の練習はしていない」を公言し、話を聞く限りでは本当に練習していない模様です。練習していないということは、堅守とセットプレーで勝つサッカーをコーキチが志向していないことに繋がり、じゃコーキチが何を目指しているのかさっぱり分からなくなり、考えがループしてしまう状態です。特に9~10月のセットプレーでしか点が取れなかった時期は、いったいチームとしてどのように相手を崩すのかまったく見えず、当時にコーキチ辞めろ論が出てもそれは仕方がないことだとは今でも思っています。
で、柏戦以降の戦い方および京都戦と読売戦のマッチディプログラムでのコーキチのコメントを読んで気づいたのは、前3人がチェイシングして追い込んでのショートカウンターが有効に働いていることです(まあ相手が残留争いとかで勝たなきゃいけないので前に来てくれたおかげもあったとは思いますが)。普遍的に使える戦法ではないにしろ、ひとつのチームの形としてはいいと思います。ただこれって去年の早野式スクランブルアタックだよなあ・・・。システムとか前線の人数のかけ方とかはちょっと違うけど。特に浦和戦なんか顕著だったし。でもスクランブルアタックを今後もやるんだったら、「コーキチでもいいけど早野でもいいじゃない?」とも考えていました。早野を監督にしてコーキチをGMにするとバランスはよさそうだし。かといいつつ早野には戦術の柔軟性がなかったからなあ。
コーキチは先ほど配られた機関誌で「攻撃ではピッチをワイドに使うこと。ピッチを3分割にた中盤の3分の2のつなぐゾーンでは、ビルドアップを大事にすること。そして相手側の3分の1の攻撃ゾーンに入ったら、スピードを上げるとともに、失敗してもいいから必ず仕掛けること。」と語り、これを「戦術のベース」とも語っています。この考え方自体はいいと思います。ただ、ビルドアップについては(臨機応変でもいいんだけど)ボールを取った後遅攻(テキヤの糞ポゼッションサッカー)でいくのか速攻(早野のスクランブルアタック)でいくのかはっきりしていないように思います。「大事に」ということは遅攻だと思うんだけど、実際の試合はロングボールを蹴って坂田を走らせることを多用したり、早く前線に入れる場面が多いように感じます。それと、アタッキングエリアでの仕掛けが個人技とショートカウンター頼みなのが気になっています。前にも前線はストロングポイントがある選手をチョイスして周りを生かすタイプの大島はベンチ要員と書いたことがあるけど、これはコーキチがアタッキングエリアは個人技で打開すると腹を括っていると推察しています。いい悪いは別として。ただ選手の性格的な問題のせいなのか個人技を前面に押し出す攻撃をしていないため、攻撃の形を見にくくしている一因なのかもしれないとも最近考えるようになりました。
これとコーキチは「窮地に陥ったときはベースに立ち返る」とも語っています。この考え方も正しいと思いますが、攻め手がなくなったらどうするか?今年の場合は最後まで答えが見つからなかったような気がします。去年だったら困ったら大島のポストプレーだったけど、コーキチは大島を使わなかったのでボールの落ち着き先を失ってしまったような気がします。
なんか長々と書いてしまいましたが、僕が思っているのは「コーキチはどんなサッカーで僕たちに夢を見させてくれるのか?」を知りたいということです。攻撃を前面にするのもいいし、伝統の堅守をベースにするのもOKです。また状況に応じて変化するリアクションサッカーもありです(コーキチはスカウティングを重視しているみたいなのでこの傾向はあるかも。ただACLに行ったら相手の情報は少ないからリアクションサッカーに頼ると陥穽に陥るかも)。ただチームのベース(方針)としてはっきりさせて欲しいとは思います。攻撃面でも個の力で突破するんだったらもっとがんがんいって欲しいし、そうでなかったらチームとしてどうやって攻めるかはっきりさせて欲しいです。それはCWCで攻撃を貫いて賞賛を浴びたガンバや、戦術無しで個の力に頼って自滅した浦和がいい例です。特に経験の浅い若い選手には羅針盤は必要です。
カンファレンスでは、コーキチが目指すサッカーの方向性について語って欲しいと切に希望します。
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